分散キーバリューストアokuyamaバージョン0.6.6をリリース

okuyamaのバージョン0.6.6をリリースしました。
今回の変更点はokuyamaのデータノードを"データノード"、"スレーブデータノード"両方を
起動している場合に片側のノードがダウンして、起動してきた場合(ダウンしたノードと
同じIP、Portであれば当該ノードとみなす)にデータをリカバーするんですが、
その処理中は従来クライアントからの処理をキューイングして待ち状態にしていたんですが、
その部分の待ちのタイミングを大幅に削減しました。
実際にスペックの良くないマシンでそこそこのデータ量(1ノードのデータが100万件くらい)を
持たせて運用していた場合に、ノードがダウンして、その後リカバーが実行されるとその間の
待ち時間が使用側のアプリに結構悪影響を与えていたので、
"これでは無停止とは言わないな!!"ってことで改修しました。
それではやはり待ちになるタイミングはあるので、完全な"待ち無し"とはいかないですが、
かなりマシになるはずです。


最近の変更は基本的に"新機能"ではなく、"機能改善"ですね。
やっぱり実運用してると色々あります。
まあ、そこからのフィードバックでどんどん堅牢なものが出来るというのもあるので、
良い方向にすすんでるかと。